はじめに｜経理部のメール受信トラブルは致命的
経理部では、
- 支払依頼
- 請求書送付
- 取引先とのやり取り
- 契約書PDFのやり取り
など、“一通でも漏れると業務が止まる”メールを扱います。
最近、Gmail側がPOP受信の仕様変更を進めている影響で、
独自ドメインメール（サクラサーバー）が Gmailに取り込めなくなる
ケースが増えてきました。
2026年1月にGmailにおいてPOPでのメール取り込みはできなくなるとアナウンスされています。
その解決策が サクラサーバー側の転送設定 です。
1. Gmail POP受信が不安定になる理由
Googleはセキュリティ強化のため、
古いPOP方式を段階的に制限しています。
そのため、
- Gmailで突然受信できなくなる
- 取引先からのメールが遅れて届く
- 一部メールだけ取り込まれない
といった問題が発生します。
2. 経理部に最適なのは「転送設定」
POP受信はサーバー側の仕様変更に影響されやすいですが、
サクラの「転送設定」は非常に安定しています。
■ メリット
- Gmail側の設定不要
- サクラに届いた瞬間 Gmail にも届く
- メールボックスにも残せるのでバックアップとして安心
経理部の“メール見落としゼロ”に最適な方法です。
3. サクラサーバーでの転送設定（実例）
▼ 転送設定の手順
- サクラのメールコントロールパネルにログイン
- 対象メールアドレスを選択（例：名前@〜）
- 「転送設定」欄に 転送したいGmail を入力
- 「メールボックスに保存する」を選択
- 保存ボタンで完了
▼ 実際の設定例
転送先：
〇〇〇@gmail.com
✔ メールボックスにも保存 → 安心
✔ 複数のアドレスへの転送も可能
4. 経理部でありがちな“受信トラブル”と解決策
| 症状 | 原因 | 解決策 |
|---|---|---|
| Gmailに届かない | POP受信停止 | 転送設定に切り替える |
| Outlookドメインだけ届かない | Microsoft側の判定 | SPF/DKIM/DMARC整備 |
| メールが重複して届く | POP設定との併用 | POPを停止 or 転送一本に統一 |
| 添付が届かない | 受信容量制限 | メールに添付しない |
まとめ｜経理部のメールは“確実に届く仕組み”が重要
サクラサーバー × Gmail の転送設定は、
- メールの取りこぼしを防ぎ
- トラブルを最小限にし
- 経理の業務効率を安定化させる
非常に効果的な方法です。
メールトラブルは、
経理部の「信用」「スピード」「正確性」に直結します。
ぜひこの機会に見直してみてください。
